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株式会社メルコホールディングス
代表取締役社長
牧  誠


成長へのたゆまぬ挑戦が
メルコグループの原動力
デジタル家電周辺機器事業を新たな成長事業に
  私たちメルコグループは、株式会社バッファローを中核としたデジタル家電とパソコン周辺機器の総合メーカです。

 当期の日本経済は、緩やかな回復基調で推移したものの、年度末からの景気の足踏みや期末3月の東日本大震災により、景気の先行きに深刻な影響が懸念される状況となりました。

 メルコグループにとって関係の深いデジタル家電業界は、スマートフォンの増加や家電エコポイント制度が牽引した地上デジタルテレビの販売台数増加により、その周辺機器市場も拡大しました。一方、パソコン関連業界は、個人向け需要は回復傾向にあったものの、法人向け需要の回復には至らず、これに関連する周辺機器市場も厳しい状況が続きました。

 このような市場環境の中で、メルコグループは海外事業の強化に注力するとともに、国内においては販売市場でのシェア確保に努力し、パソコン周辺機器市場における存在感を維持しました。また、デジタル家電市場においても「デジタルライフ、もっと快適に」を具体化するため、デジタル家電の周辺機器市場開拓にいち早く取り組み、ユーザニーズを具現化する新製品の発売や家電売場における活用提案などを積極的に行い、新たな市場形成に努めました。これにより、デジタル家電周辺機器事業を新たな成長事業として位置付けることができました。

 その結果、売上高は1,237億49百万円(前年同期比5.8%増)と前期を上回る結果となりました。また、営業利益においては、差別化製品の投入、経営の効率化、原価低減などの努力により、営業利益107億43百万円(同42.4%増)、経常利益109億54百万円(同43.2%増)、当期純利益62億77百万円(同25.8%増)といずれも過去最高となりました。
グローバル元年として、海外拡大に拍車
  次期の日本経済の見通しは、東日本大震災の影響により、不透明な経済環境が続くものと思われます。しかし、一方でスマートフォンやデジタル家電の普及はまだ始まったばかりであり、これに関連するデジタル家電の周辺機器市場も今後引き続き成長する可能性を秘めています。

 メルコグループは、総合周辺機器メーカとしてのこれまでの実績を活かし、人々の豊かなデジタルライフを実現する多彩な製品やソリューションを積極的に展開し、デジタル家電の周辺機器市場の成長促進を図ります。

 また海外進出については、あらためてグローバル元年と位置付け、中国販社設立による中国での販売強化や中南米での販売開始など、メルコグループの最重要課題である海外事業の拡大を一層強化していきます。また、それを実現するグローバルな人材育成の教育投資やもう一つの最重要課題である次世代を担う新規事業開発についても積極的な投資を行います。これらにより売上高1,340億円(前年同期比8.3%増)、営業利益67億円(同37.6%減)、経常利益67億円(同38.8%減)、当期純利益39億円(同37.9%減)を見込んでいます。

 このようにメルコグループは時代を切り開き、変化を武器に挑戦を続けることで、今後も成長してまいります。
2011年6月28日現在
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